岡島百貨店が閉店騒動?動きをタイムラインでチェック!

2022年4月16日 0:00

山梨日日新聞から衝撃な報道が!

【独自】岡島百貨店(甲府市丸の内1丁目)の建物を解体し、大手不動産開発業者が店舗とマンションが入る複合ビルを建設する再開発計画が浮上していることが15日、関係者への取材で分かった。百貨店を運営する岡島(雨宮潔社長)は2000年代初めに債務超過に陥り、山梨中央銀行などから支援を受けて経営再建中。再開発計画では…

岡島百貨店の債務超過について(ウィキペディア)

岡島百貨店は合計2回の債務超過に陥っており、これまでも経営がうまくいっているとは言えない状況。記事の信憑性が増します。

1度目の債務超過

郊外にオープンしたアピタやイトーヨーカドーなどの郊外型ショッピングセンターなどの競合などの影響を受け、1997年には年商469.33億円だったのが、2000年には年商293.32億円とわずか3年で37.5%も落ち込み、1999年(平成11年)2月期の決算から3期連続当期赤字となり、2002年2月期の決算で約25億円の赤字となって22億円の債務超過に陥った。このため、メインバンクの山梨中央銀行から約30億円を含む54億円の債権放棄を受けた。

2度目の債務超過

車社会への対応の遅れや施設老朽化の問題に加え世界金融危機のあおりを受けて2008年2月期の決算では固定資産の減損会計などによって35億400万円の債務超過に陥り、2009年2月期末にメインバンクの山梨中央銀行が貸出金70億2300万円のうち、50億4300万円の債権を放棄するという2度目の債権放棄を受けた。

SNSの反応

あまり驚きはないようです。

2022年4月16日 午後

報道を受け、岡島百貨店から「閉店しない」という案内がありました。

各位

・本日一部のマスコミによる報道がありましたが、弊社では、中心市街地活性化の観点から、地方百貨店が果たすべき役割や、建物老朽化への対応等を含め、みなさまに一層愛される百貨店となるべく真摯に検討を重ねているところでございます。

・岡島百貨店は山梨県唯一の百貨店として、絶対に閉店することはありません。みなさまのご支援により、2022年2月期も前期に引き続き黒字決算となる見通しであり、今後も安定した経営を目指してまいります。

・みなさまには引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

閉店は無いと言っていますが、老朽化に触れいていることから「再開発しない」とは言っていないですね。

老朽化について

1936年に開業、1961年に甲府駅前に現在の建物をでオープン。1988年に大型の改装を実施など複数回の改装を実施。建物は60年以上が経過しており、本格的な対策が必要です。

SNSの反応をチェック

閉店しないで良かった、という声と百貨店側の反応に半信半疑な投稿もあります。

(その他)過去イベントの記録

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